ベトナムとの特定技能協力覚書 交換

2019年7月1日に、外国人の新しい在留資格「特定技能」に関して、日本とベトナムとの間で、悪質な仲介業者等の排除等を目的とする協力覚書の交換が行われました。

この中では、(ベトナムの省から許可を与えられた)ベトナム国内の送出機関が特定技能外国人を送り出すことが明記されています。つまり、技能実習と同様に、特定技能でもベトナム国内の送出機関が登場しているわけです。

特定技能外国人の雇用の仕組みは、基本的には外国の送出機関は登場しませんが、ベトナムとの間では、上記のような結果となったようです。

この協力覚書の目的が悪質な仲介業者の排除となっているため、中身を見ると、日本の省庁の約束とかベトナムの省の約束とかもたくさん書かれていて、とにかく悪質仲介業者を排除するという姿勢が感じられます。こちらが法務省が出している和文仮訳です。

いずれにしても、日本にやってくる特定技能外国人が幸せになれないような状況は作ってはいけないですね。

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